心の病は心で治す
医療の原点は「惻隠の情」すなわち、病で苦しんでいる方達のへの思いやりや心の支えが大切なのではないでしょうか。私達、秦野病院のスタッフ一同は、心の病で苦しんでいる方達の力になっていきたいと思っています。
心の病とは周囲や他人との関わり方の悩みだと思います。
私達が解決のお手伝いするためにご本人の性格、生まれ育ち、それまで受けた教えや習慣、置かれた環境、そして今起きている出来事について話を聞き、そこでどんな風に周囲と関わっているかをご本人と共有することからスタートします。
患者様自身の気持ちや考えを尊重し状況に応じてアドバイスを行い解決の糸口を見つけるお手伝いをします。必要があれば薬物療法も行います。リハビリテーションプログラムが必要であれば提供いたします。
大事なのは心の問題だと思います。
なんとか力になってあげたい、応援したいという気持ち(心)が伝わるかどうかだと思います。心が通じたときその治療は有効となり薬物療法を始め様々な療法が意味を持ってくると考えています。
秦野病院は、「信頼される精神医療」を基本理念に、昭和41年2月の開設以来、50年を超えて、地域の皆様、関係皆様の様々なご支援をいただきながら、患者様の少しでも早い社会復帰を目指して医療を提供してまいりました。
これからも地域医療に一層の貢献ができるよう、職員一丸となって病院運営に努めてまいりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
プロフィール
秦野病院院長 笠原 友幸 プロフィール
昭和58年3月 北里大学医学部卒業
平成5年5月 秦野病院入職
平成14年4月 秦野病院院長就任