栄養課

栄養課では入院中の患者様の「栄養管理・健康管理」と食事提供の「給食管理」を担当しています。

秦野病院栄養課の基本理念

患者様一人一人に合った食事を提供します
安全で心のこもった食事を提供します
より健康的になる為の食事を提供します
必要な情報を提供します
患者様の社会復帰に貢献します

【栄養管理・健康管理】メディカルサービス（病棟・他部署との連携）

入院中の食事は患者様の個別栄養管理計画書にのっとり、毎週行われる病棟パスカンファレンスに参加しタイムリーに対応、毎月の体重変化・定期採血の結果でリスク者を抽出し管理しています。3ヵ月ごとに計画書の見直しを図っており、計画書のエネルギーと喫食率から、栄養が過不足になっていないか、状態が改善するよう医師・看護師・他コメディカルと協力し、支援させていただいております。

栄養指導

メタボリックシンドロームをはじめ健康志向が高まる中、「自身で健康を維持していく」をサポートしています。
外来患者様には精神状態に合わせた「実行できる食事指導」を行い、入院患者様にもなるべく「ご本人の希望を取り入れた疾病改善が図れる献立」への変更、間食の量・質、運動の提案をさせ頂いています。どの患者様にも対応できるよう栄養課内の情報交換も常に行っています。

情報提供

OT・デイケア・リワークデイケアのプログラム内において、月１回程で栄養士の時間を設定してもらい定期的に必要な情報を提供しています。テーマを決めての講義やディスカッション、実生活に役立つ食事アドバイス、試食も含め患者様の質問への解答等のコミュニケーションも図っています。

【給食管理・食事提供】フードマネジメント＆フードサービス（委託との連携）

食事内容に関して一般食では「常菜食」「軟菜食」（高齢食）それぞれに形食・刻み食を提供しており、治療食も（糖尿病・脂質異常症・腎臓食他）なるべく日常と変わらない食事の提供を行っています。
また、患者様の健康を保ち、身体機能の向上、QOLアップの為に、なるべく口から食べられる様嚥下状態に合った食事形態に配慮し、嚥下困難な患者様にも食事を楽しむことが出来る様に「ソフト食」の提供を行っております。
※特にむせ込む患者様にはお茶ゼリー（１日５回）、味噌汁等は汁固めの提供もしています。